玉井健太郎:人と人の出会いをサポートして社会に貢献するヘッドハンターの志事 [志事] | 誰かの役に立つ「志事」の素晴らしさ

魅力的に働く大人を取材し、未来を生きる子どもたちに伝えたい 誰かの役に立つ志事の素晴らしさについて語っていただきました。

誰かの役に立つ「志事」の素晴らしさ

2022.03.24

玉井健太郎:人と人の出会いをサポートして社会に貢献するヘッドハンターの志事 [志事]

■シンガポールでヘッドハンターとして働く

ヘッドハンターとは、企業から依頼を受け、企業が欲しい人材を探す仕事です。一言でいうと、ビジネス業界のナンパですね(笑)。ひと昔前であれば、喫茶店で落ち合って、名刺を渡して…というイメージでしょうか。今は、広くネット社会が浸透しているので、そういったことはありません。LinkedInやビズリーチ、人からの紹介、メールなどを利用して人材を探し、企業が求めている人材とコンタクトをとり進めていきます。私が担当している業界は、IT系、コンサル系、外資系が多いです。パソコンとスマホがあれば仕事ができるので、現在はシンガポールで働いています

 

 

■三方よしの志事

日本の会社はまだ年功序列型で、仕事に給料が見合っていなかったり、力があるのに発揮できていなかったりする人が大勢いらっしゃいます。大企業で働いていているけど、自分の力を発揮できていないんですね。私は、そういった方々の転職を支援して、少しでも活躍の場を広げられるようお手伝いしています。転職が無事成功した時には、三方よしで関わった全ての人が喜んでくれます。「転職して満足」「良い人材を確保できて満足」「GDPが上がり、雇用の流動化がはかれて社会にも貢献できている」…そして、もちろん私も皆さんの役に立てて嬉しいです。

 

 

■自分の経験を今の仕事に活かして

実は、私自身も転職エージェントに新卒で就職した大企業出身者なんです。働いているうちに疑問が出てきたんです。このまま時間の流れに身を任せて、課長になって、部長になって…それで本当にいいのかって。思い切って退職し、アメリカに留学しました。そこで、世の中の広さを目の当たりにしたんです。同時に、キャリアは自分で築くもので、もっと自由であるべきだと確信しました。だから、転職者に、自分の可能性に気付いてもらえて、活躍の場を広げるサポートをできることに、とてもやりがいを感じています。

 

 

■AIとヘッドハンター

AIにヘッドハンターの職を奪われるのはまだまだ先かなと思っています。なぜなら、人材を紹介するうえで大切なのは、タイミング、転職する意思、学歴、職歴など全ての条件が企業側とマッチしていることなんです。それを判断できるのは人間だけかなと思います。ヘッドハンターはお見合い業界でいう「仲人」だと思っています。双方の思いに寄り添いながら、人と人との出会いをサポートする仕事です。AIにはまだまだ難しいんじゃないかな。

 

 

■未来を生きる子どもたち、そして親へ

私が自由に自分らしく生きられるのは、幼少時代に親から信頼されていると感じることができたからだと思っています。自分で考えることを選択させてくれた親に、とても感謝しています。好奇心旺盛に何でもチャレンジして、自分で自分の人生は決めること!それが大切だと思います。

 

 

玉井健太郎

シンガポール在住ヘッドハンター。アジアや東京で外資系ITやコンサルティングフォームの採用をサポート





※本ニュースはRSSにより自動配信されています。
本文が上手く表示されなかったり途中で切れてしまう場合はリンク元を参照してください。

COMMENTコメント

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してぐるっとママ八戸は一切の責任を負いません