工藤順子さん「ℳヒストリー ~息子誕生秘話そしてありがとう~」 | 第1回ぐるっとママ懸賞作文

「私の出産」~母から子へ伝えたい言葉~

第1回ぐるっとママ懸賞作文

工藤順子さん「ℳヒストリー ~息子誕生秘話そしてありがとう~」

『玲音へあなたはあなたのままで素晴らしい   私を母にしてくれて、産まれて来てくれてありがとう。』
 

私は、今から21年前の27歳の時に

体重3186g身長51cmの男の子を出産した。

 

その後

彼の名前を玲音(れお)に命名

ジャングル大帝レオ

百獣のライオンのように気高く強くたくましく育って欲しいとの願いで付けた名前。

 

出産前日の夜

私は、お腹の痛みに耐えながらシャワーを浴びていた。

これが陣痛の痛みとも分からずに。。

なぜなら、出産予定日より1週間も早いからだ。

シャワーを浴びてそのまま病院へ行き旦那さん立ち会いのもと7時間後に無事出産した。

 

初めて我が子をこの手に抱いた時は、

この世の中にこんなにも愛おしいと思う

存在がいるなんて

息子の産声を聞いて感動もつかの間

元気に無事に産まれて来てくれたことの感動と安心感でいっぱいでした。

 

いつもコンタクトレンズをつけている私だが、この日はもちろん裸眼

感動している私と夫へ

看護師さんが産まれた我が子を見せてくれた瞬間、私は、驚いたのと不安がよぎった、

この子は、神の子?猿の子?

背中全面に大きな黒いアザらしきものが!!

でも、産声はとっても元気

手足全部ちゃんとついてる

それが出産直後の感想でした。

その黒ぃ正体の答えは、

翌日の沐浴の日に判明。

その黒く見えたもの

それは

カラダ、皮膚を保護するかの様に生えてる真っ黒な体毛だった。

 

息子のカラダ皮膚を保護し守ってくれた

体毛にも感謝した。。

 

看護師さんは、

「たまに居ますょ。

大丈夫です。そのうち無くなるから」と言ってもらった一言で不安が安心に変わったことを今でも鮮明に覚えている。

 

息子の

ひとつひとつの仕草、動作、笑顔

発する言葉

全てが愛おしくて可愛い

我が子が1番と思ってました。

 

母乳を飲んで

大きな病気もする事なくスクスク育ち

1歳半頃ごろやっと

我が子の性格に気づいた笑。

彼は、かなりの慎重派

数センチの段差にも腰がひけるぐらい。

でも、とってもひょうきんで明るぃくて優しい子に育ってくれました。

息子の成長と共に私も母親として成長して来たと思っています。

日々、

成長していく毎に

可愛いさが増していく反面

ひとりの人間として向き合う戸惑い

私の子育ては、間違っているのでわ?

子育て、育児に悩んで涙した時期もありました。

 

でも

息子の存在は、

私の人生の糧となり支えとなりました。

3歳を期に幼稚園へ入園後

私の育児と仕事の両立が始ました。

 

毎日が

1日一日があっという間に過ぎていく。

夜仕事から帰ったら

大好きだょのハグは欠かさずの日課だった。

息子の成長が楽しみで一緒に体感したくて

幼稚園時代からずっと

学校行事、部活動の試合の応援、高校の文化祭のお手伝いまで全てに参加。

私自身がして欲しかったことを

我が子にしてあげようと妊娠した時から

決めていた事だったんです。

その願いも叶えてもらえて本当に幸せです。

子供の親になって初めて

改めて親の大変さや愛に気づいた。

私も両親、家族に愛されて育てられた事に。

 

写真は、

息子らしさが出てる1枚!!

(当時3歳)
 


 

青森県 工藤順子さん
題名:ℳ𝑦ヒストリー ~息子誕生秘話そしてありがとう~
子どもへ伝えたい言葉:「玲音へあなたはあなたのままで素晴らしい   私を母にしてくれて、産まれて来てくれてありがとう。」