KAYmamaさん「辛かった妊娠~出産後の幸せ」 | 第1回ぐるっとママ懸賞作文

「私の出産」~母から子へ伝えたい言葉~

第1回ぐるっとママ懸賞作文

KAYmamaさん「辛かった妊娠~出産後の幸せ」

『生まれてきてくれて、ママにしてくれてありがとう。三人はずっとママの宝者。 悪いことせず人に優しく健康に元気に育ってね。』


2010年9月。妊娠検査薬に反応し産婦人科へ。
初めてのエコー。本当に赤ちゃんいるのかな?そう思いながらモニターを見ると小さいながらも懸命に動いてる心臓が見えました。
初めて見る赤ちゃん、とても可愛くて見た瞬間にメロメロ。
ママになるんだというドキドキ、嬉しさと同時に絶対産むと守らなきゃなどいろいろな感情がわいてきました。

予定日は2011年4月25日。

妊娠中は悪阻がすごくキツく。
でも、健診で元気に成長してる姿を見ると、とても幸せで早く会いたいなぁと毎回思っていました。
妊娠中すぐお腹が張り全然動けなくなりとても大変でした。
私ばかり体重が増えて、赤ちゃんがなかなか体重が増えず、「お母さんばかり栄養とっていないで赤ちゃんに栄養をあげなさい」と注意され、赤ちゃんに栄養をあげようと食べれば私ばかり増え、動こうにもお腹が張り痛くなり、張り止めも効かないしどうしたらいいんだろうと毎日悩んでいました。

そんな日々を過ごしていた2011年3月11日。

テレビから地震警報が聞こえてきました。
赤ちゃんだけは守らなきゃと張り止めと携帯だけパッと持ち玄関へ。車もなく移動出来ずに不安でした。
すぐパパが帰ってきて、夜もずっと停電していて寒くいつもよりお腹も張るしこのまま赤ちゃんに何かあったらとすごく不安でした。
たまに余震が来たり、停電もあり毎日ビクビクしながら過ごし

2011年4月11日。夜に寝ているとチョロチョロと破水。パパの車で病院。
緊張とこわさと会いたい気持ちですごくドキドキしていました。まだ産まれないと言われパパは帰りました。
段々お腹が痛くなる中、余震。地震来たり停電したらどうしよう、無事産めるのかなという不安でいっぱいでした。
赤ちゃんだけは助けてと思いながら、どんどん痛くなる痛みに耐え寝れないまま朝に。

陣痛の合間に痛くない時間があると聞いていたけれどそんなのなく、とにかくずっと痛くてもう耐えられないという程の痛みがずっとあり吐きそうになりながらなんとか痛みに耐え、とうとう分娩室に移動になりました。歩いて分娩室へ行くのが痛くてすごく大変でした。母が退室させられいよいよ出産。

助産師さん達の指示を聞きながら数回いきんでいたら切開するよと言われ、切開されました。
切開された後に指示通りに数回いきんだら足が当たったような、出てきたような感じがしたなと思ったら産まれたよ、男の子だよ。と言われ、やっと会えたとすごく嬉しかったです。

2011年4月12日10時33分2362gの赤ちゃんが誕生しました。
低体重児だったけれど保育器にも入らず元気に産まれてきてくれました。初めて見た赤ちゃん可愛くて可愛くて。

母とちょうど仕事終わりの父が来てくれて産まれるのを待っていてくれました。
たくさんの人が見に来てくれてたくさんの人に祝福され幸せな子だなぁと、ずっと幸せな人生を歩んでほしいなと思いました。

 

2014年2人目妊娠

予定日3月22日

2015年3月23日7時45分 

2786gで誕生

 

2020年3人目妊娠

予定日4月28日

2021年4月20日4時48分 2962gで誕生

 

三人共、悪阻がキツくお腹が張りやすく張り止めを飲んでたくさん病院に通いました。みんな元気に産まれてきてくれてよかった。

文字数足りなく一人目しか書けなかった為いつか全員分書けたらな。
 

今、三人の寝顔を見ながらこうして書いてると母親になって11年。
一瞬で過ぎていきすごくあっという間だったなぁと感じます。成長は嬉しいですがさみしくもなります。

三人の母親になれて本当によかった。元気に成長してくれてありがとう。
いつか産まれて来てよかったと思ってもらえたらいいな。
「生きているだけで丸儲け」辛いときは我慢せずゆっくり休んでもいいので無理せず自分の命だけは大切にしてね。

たくさん自分の好きな事して、楽しい人生を送ってください。いつでも貴方達の味方です。ずっと大好き。

 



青森県 KAYmamaさん
題名:辛かった妊娠~出産後の幸せ
子どもへ伝えたい言葉:「生まれてきてくれて、ママにしてくれてありがとう。三人はずっとママの宝者。 悪いことせず人に優しく健康に元気に育ってね。」